光が丘「大勝軒いぶき」衝撃の美味しさ。つけ麺で久しぶりに涙腺が緩んでしまった。


しばしばブログで書いているけど、光が丘はボクのほぼ地元。駐日米軍の住宅街「グラントハイツ」だった頃からの遊び場で、よくMP(ミリタリーポリス)に追っかけまわされたものだ。鮭が自分の生まれた川を遡上するように、意味もなくこの場所を訪れている。

大勝軒いぶき」の存在は前から知っていたけど、大勝軒と名がつくとちょい敬遠してしまう、横浜家系も同様の感覚がある。ある日光が丘IMAで夕食の買い出しを終え、光が丘消防署前の交差点から平和台へ抜ける裏通りいつものようにクルマで入る。

「そういや大勝軒あったな…」

と車窓から何気なく眺めると相変わらずの行列。

「一度ぐらい入った方がいいかな…」

義務感にかられ、なにも期待せずに行列に並んだ。

注文したのは「つけ麺」(300g)800円+「豚ほぐし」120円、前払いシステムだ。

店内はカウンター7席。40半ばのご夫婦で切り盛りされている。

スープにはナルト、メンマ、焼豚。麺に海苔、水菜があしらわれ、別皿にほぐし豚。まずは麺をスープに浸してズルズル。

「ヤバイ、メチャメチャ旨い!」

スープは微乳化、限りなく仄かな酸味と甘味、ガラと乾物の旨味が充実した味わい。スキのないバランス加減。

自家製の中太のストレート麺は極めて滑らかでツルツル、茹で時間がこの上なくジャスト。

別皿のほぐし豚を投入してワシワシ食らいつき、あっという間に完食。

界隈にある成増の「べんてん」、「道頓堀」、上板橋の「魂の中華そば」、大山の「モーリス」、「さい。」と比肩する美味しさだと思う。また丸長、大勝軒系で恐らくナンバーワンといっても過言じゃないだろう。つけ麺で感動したのはホント久しぶり。

侮っていた。もっと早くに来るべきだった。すべてのメニューをやっつけなきゃ、課題が山積だ

〈店舗データ〉

【住所】東京都練馬区田柄51610 電話0335774112

【営業】11時~16時

【休日】月

【アクセス】都営大江戸線「光が丘駅」A1出口から徒歩5分


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