中野北口から早稲田通りへ、「薬師あいロード商店街」を１００ｍほど進むと、町の中華屋「代一元」が現れる。近所にはスペイン飴の専門店「パパブブレ」や、色々な怪獣のフィギアなどが飾られ、食事や酒も楽しめる「大怪獣サロン」なんてのもある。
店内はL字型のカウンター１５席ほど。お年をめしたご夫婦と息子さんの３人で切り盛りしている。メニューは麺類が大半で、その他、肉野菜炒め、中華丼、麻婆豆腐などの中華定番のメニューが少々。
ここはなにをいただいてもハズレなし。「中華そば」はなんと５００円と破格。
お勧めってんじゃないけど、ここに来るとついつい頼んでしまうのが「チャーシューワンタンメン」９８０円と「カレーラーメン」６５０円だ。
スープはキリっとした醤油味、旨味塩気のバランス良し、余計な小細工がされていない潔いスープ、これが何気なく美味しい。普通の太さのストレート麺は低加水ゆえ伸びやすいので、熱々のうちにさっさと食ったほうが良い。肩ロースの焼豚は６枚、しっかりと下味が入りほどよく柔らかで美味。ワンタンは少なめの餡でチュルチュル、旨いね～。
「カレーラーメン」はキャベツ、小松菜、玉ねぎ、豚肉、「タンメン」の具とほぼ一緒。ほどよくスパイシーで旨味充実、これいいね～、ご飯が食べたくなってしまうけど、炭水化物Wは禁物だ。
こういう町の中華屋って少なくなってきてるけど、いつまでも存続してもらいたいね。
〈店舗データ〉
【住所】東京都中野区荒井１-１４-１５ 電話０３-３３８６-７３１９
【営業】１１時３０分～２１時
【休日】金曜日
【アクセス】ＪＲ中野駅北口から徒歩８分