三河島「ナマステ親分」奇妙な店名の店でいただくインド、ネパールカレー


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ある日松戸からの帰り、常磐線が「三河島駅」についたとき、車窓から「ナマステ親分」という看板が目に飛び込んできた。

※三河島駅のホームから見える看板

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「なんだ~、ナマステ親分って…」

その奇妙なネーミングが気になって、日を改めて「三河島駅」に降り立った。

改札を出て左へ線路脇の細い路地を行くと、焼肉屋「伽耶」の裏手に「ナマステ親分」がひっそり佇んでいる。表のメニューをながめると「アッサムカレー」と銘打っている。

※ネパーネ人コックが苦労して書いたメニューと思われる。一番下は多分「大きいナン」って書きたかったのだろう。

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「アッサムは行ったことないけど、どんなカレーだっけ…」

中を覗くとタパ(ネパールの帽子)をかぶったお兄さんが一人で切り盛りしている。

「なんだネパール人じゃないか」

まあ、とりあえず中には入り、本日のチキンカレーを注文。

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出てきたチキンカレーはどう見てもムガールカレー。これじゃつまらないと思い、意を決して、

「すみません、ダルバートになりますか?」

「ダイジョウブデス」

カタコトの日本語、言ってみるもんだ、だって彼ネパール人だもんね。

で再び登場したのが「ダルカレー」だ。一緒にガラスの小皿にトマトのアチャールもつけてくれた。

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チキンカレーをいただくと案の定どこにでもあるクリーミーな北インドカレー。でも旨いよ、塩加減がバッチリで、ぼやけた味になっていない。そしてダルカレーを味見すると、これ美味しい、スパイス感と塩加減がドンピシャ。この人腕がいいね。チキンとダル、アチャールをゴチャゴチャに混ぜていただいた。でもご飯の量が半端じゃない、ネパール人コックがいる店はいつもご飯が大盛りなんだよね。もう満腹になってしまった。

それでこの奇妙な店名を聞こうと思ったけど、日本語がほとんど通じないので諦めた。

勘定のとき彼が英語で「ルッキングフォー」だけ聞き取れ、最後に「タベログ」って言っていたので「ああ、食べログ見て来たのかって尋ねているのか」それで、

「タマタマミツケタ、ディスレストラン、ストレンジネイム、ダカラ」

ネパール人のコックがポカ~んとした表情を浮かべていた。英語ダメだね。


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