駒込「kanoka」台湾料理屋の新店


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駒込駅東口「アザレア通り」の横丁、ネパール料理「ホワイトヒマラヤ」の隣に、気になる店を発見。どうやら台湾料理屋のようで、メニューを眺めていると、70歳ほどの主人が店から顔を出す。

「担仔麺ってありますか?」

「イロイロアリマスヨ」

どうも言葉が通じないようなので、手のひらに担仔麺と漢字を書くと、

「メイヨーメイヨー」

ああ、ないのか。感じのいい人なので店に突入した。店内は極めて清潔で、ちょっとカフェ風の風情。中には主人の奥さんか、笑顔で出迎えてくれる。

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メニューを見ると「酸辣湯」、「排骨肉」、「カキの卵とじ」、「塩豚」、「ビーフン」そして「魯肉飯(ルーローファン)」。「酸辣湯」以外は台湾でよく見かけるメニュー。う~ん定番の魯肉飯にするか。

「魯肉飯ください」

「は~い」

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と女将さん。登場したのがご覧のもの。丼の上にはタクアンじゃなく、なぜかキュウリの浅漬け。中井の「お茶ん」(閉店)でも「魯肉飯」を紹介しているけど、ここはタクアン。台湾の「魯肉飯」の老舗「鬍鬚張魯肉飯」は奈良漬だけど、タクアンのほうがしっくりくる。でも一口いただくと、実に旨い。心地よい八角のほのかな風味に加え、奥深い醤油の味わい。

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「あ~、これも美味しいね」

ボリュームもそこそこあったけど、ペロリと完食。また昼に来ようと思うけど、なんせメニューがちょっと少ないね。開店したばかりだから仕方ないけど、もっと台湾らしい一品が欲しいところだ。


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