「小野さん池尻の鶏舎って中華屋知ってます?」
「いや初めて聞いたよ」
「夏限定の冷やし葱ソバが旨いらしいんですけど、行きませんか」
との誘いに乗った。店に着くと大行列。
「すごいなこの店」
炎天下の中行列に並ぶこと20分、わりと回転が速い。ボクたち4人はテーブル席に通される。
「小野さん池尻の鶏舎って中華屋知ってます?」
「いや初めて聞いたよ」
「夏限定の冷やし葱ソバが旨いらしいんですけど、行きませんか」
との誘いに乗った。店に着くと大行列。
「すごいなこの店」
炎天下の中行列に並ぶこと20分、わりと回転が速い。ボクたち4人はテーブル席に通される。
三宿の交差点角の2階にある「潮州料理」の中華料理屋で、昼夜問わずいつも賑わっている。僕はこの店を訪れるのは3回目かな?
メニューは100種類ほどあるんじゃないか。とにかく一品料理が充実していてどれを頼むかワクワクする。人気の「香港麺」はちょい白濁したサッパリとしてスープに硬質な細麺、これに様々な具をあしらってメニューのバリエーションを構成している。
お店以外で、他人が作ったカレーで唯一感激したことがある。それは中村直也さんがこしらえたインドカレーだ。彼は伝説のロック喫茶「ナイロン100%」の初代店長を務めた人で、その後テレビ業界に身を置き、「カルトQ」などのクイズ番組を手がけた人物。いまはイベントのプロデュース、編集、物書きを生業にしている。彼と知り合ったのは、装丁家の白畠かおりさんを通じて、もう十数年前のこと。