元祖 カレー研究家 小野員裕

成増「べんてん」やっと行ってきました。そして行列の並び方

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やっと時間ができたので、開店3日目の水曜日「べんてん」に行くことができた。到着時間は11時20分。20人ほどの行列で、どこに並んでいいのか一瞬戸惑った。

【行列の並び方】

店の前には10人まで。その人数を超えると店から見て交差点の対角線側、駐車場のあるフェンスのある側に並ぶ。仮に店の前に並んでいる人が1人入店した場合、駐車場のほうから1人店側へ移動するというシステムだ。

※駐車場のあるフェンス側から見た店側

※店側から見た駐車場のフェンス側

およそ1時間で店内へ。知った顔が何人かいた。

注文したのは「ラーメン+メンマ+みそ」1200円。

「麺の量どうする?」

「並でどのくらいですか?」

「並で230ぐらいかな、中で320ってとこかな」

「じゃ中の少なめで。ところで顔が疲れてますね」

「そうだよ。隣のタバコ屋さんの前に50人ぐらい並んじゃって、ありがたいけど、大変だったのよ」

隣のタバコ屋さんに「店が開けられない」と、きつくお叱りを受けたようで、先ほどの並び方になったようだ。

「日、月って岡部が手伝いに来てくれて助かったよ。彼は義理堅いよ」

岡部とは西早稲田の「としおか」の主人のこと。

「プレオープンの時、スープの味がどうしてもブレちゃって、納得いかなくてさ『ラーメンウォーカー』の人たちに食べさせてあげられなかったのよ、小野ちゃんから謝っておいてよ」

「わかりました」

そしてインターバル2年の待望のラーメンの登場となった。

スープを一口「旨め~!」確かな美味しさ、やっぱこのラーメンはレベルが違う。麺もいい具合の茹で加減、前よりブラッシュアップしたような。

【変わったもの】

●肩ロースの焼豚が前のものより2ミリほど厚くなった。

●レンゲが大きくなった。

次にミソを乗せて、徐々に溶いていくと味噌ラーメンに早変わり。これもいい。

このミソは田中さんも僕も通っていた、今は亡き赤羽の「燕京飯店」の味噌ラーメンからヒントを得たものだ。

「ごちう様でした。余裕できたらまたあの定食屋行きましょうよ」

「了解、ありがとね」

定食屋とは成増駅の商店街にある「やまだや」のこと。ここ旨いのよ。

〈店舗データ〉

【住所】東京都練馬区旭町3-25-2 電話未定

【営業】水曜日~月曜日 11時~14時30分

【休日】火曜日

【アクセス】東武東上線「成増駅」南口から徒歩4分

地下鉄有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」1番出口から徒歩2分