この店には今回で4回目になるけど、すでにランチのロース、上ロース、特選ロースをいただいている。ちょっと前に仕事仲間4人と、「食べ比べコース」の予約を入れた。
まずはビールで喉を潤し、1人が遅れてくるので、コースが始められずとりあえず「串カツ」を単品3人前オーダーした。
「こちらがこれから出る肉の部位ですね」
とカウンターの上に並べられた美味しそうな各種肉の部位。
まずは「リブロース」。
ロース肉に比べてリブは脂身の層が2段、ゆえに脂身の滑らかさががある。天日塩をちょいと、2口目は隠し持っていたマイ醤油を一滴垂らす、これいい。
次に「ロース」。脂身の厚みがあり、赤身と脂身のコントラストがはっきりする。オリーブオイル、天日塩で味わう。
そして「ヒレ」。表面に光る肉汁、レアぎりぎりの揚げ具合、シットリと滑らかだ。
「しきんぼとは、聞きなれない名称。外ももと内ももに挟まれた肉のことだそうで、見た目はヒレに似ているが、ちょい脂身があり、また肉質もヒレに比べて歯ごたえがある。トリュフ塩をちょいとふるが、美味しいことは美味しいが、トリュフの香りが強く肉が負けてしまう。
次に「らんぷ」。やや豚特有の癖のある味わい、これは好みが分かれるな。
最後に「とんとろ」。全体的に脂が強い、胃袋が丈夫な人には味わいの一品。
いずれにしても豚肉の様々な部位が楽しめるコース、面白いね。
〆は「リブロースのソースカツ丼」。汁は「チャーシュースープ」と「豚汁」の2種類から選択。チャーシュースープはちょい甘さがあるので、豚汁にした。
茶碗に一切れのリブロース、その上に柚胡椒、いや~食った食った。もうお腹いっぱい。
余談だけど、どうしても口中をリセットしたくて、スパークリングワインが飲みたかったんだけど、
「店のスペースがあまりないもので、ストックできなくて」
とのことだ。
〈店舗データ〉
【住所】東京都新宿区高田馬場2–13–9 電話03–6380–2424
【営業】11時〜20時
【休日】日
【アクセス】JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅」から徒歩5分 地下鉄東西線「高田馬場駅」6番出口から徒歩2分