最近フェイスブックで友達になった方が、清澄白河で店を7月13日にオープンとの情報、どうやらカレーとラーメンを提供する店らしい。
二刀流いといえば池上線の蓮沼にある「インディアン」を思い出すな。清澄白河を下車して清澄通りを大横川方面へ。右手に店を発見。
「あれ? ここ味噌ラーメンの『よつば』があったところだよな…」
その先にたまに訪れる「実用食堂七福」や南インド料理屋の「ナンディニ」のそばだ。
店内は左手にL字のカウンター8席に右手に2人テーブルが3卓となっている。
メニューは「牡蠣煮干し醤油BLACK Men」1種類と、「清澄BLACKカレ。」、「野菜盛りなBLACKカレ。」、「フルボティBLACKカレ。」の3種類。
ラーメンはローストビーフ、刻み玉葱、味玉、替え玉。カレーには炙りチーズ、温玉、味玉、ルー増しでバリエーションを出している。
「カレーのハーフサイズはないんですよね」
「そうなんですよ」
「じゃラーメンに味玉で」
「かしこまりました」
丼に元ダレを入れるとその上に熱した油を注ぎ、そしてスープ。変わった作り方だ。
彩のカイワレにローストビーフが2枚、刻みタマネギに味玉だ。
スープを一口すすると仄かに牡蠣の風味と微かな煮干の香り。旨いね。ややトロミがあり軽やかな旨味だ。
ちょい硬質なストレートの細麺の食感よし。
レアなローストビーフはスープで熱が入り食べやすくなる。
メンマと思いきやゴボウとは意表を突かれる。あまり出合ったことのないラーメンだけど、これはちょいクセになりそうだ。
麺の量が少ないので、あっという間に完食。これだったらカレーもいけるな。
「すいませんカレー下さい」
「はいプレーンでよろしいですか」
「ちょいご飯少なめで」
登場したのがネーミング通りターメリックライスに真っ黒なカレー。横にはバナナジュースと紫キャベツの千切りが小皿に。
カレーを一口頬張るとフルーティな仄かな甘味とビターな味わい。
見た目は洋食風情のカレーだが、これ「デリー」の「コルマカレー」によく似ている。僅かな肉と大量の玉葱。この玉葱は水分量を8~9割ほど飛ばした焙煎玉葱だ。ほどよくスパイシーで額から僅かに汗が滲む辛口。軽やかな旨味で美味しいね。硬めに炊かれたターメリックライスの食感もいいね。
次回は「フルボティBLACKカレ。」だな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都江東区白河3-6-7
【営業】11時~15時 17時~21時
【休日】無休
【アクセス】東京メトロ半蔵門線「清澄白河」B2出口から徒歩5分