全国的に海外からの観光客、留学生が増え続けている。高田馬場も同様で、ミャンマー、中国、ベトナム、韓国人などなど、道を歩いていて肩がぶつかり合うほど異国人で溢れかえっている。そんな需要からか、ミャンマー料理屋、純中国料理屋、ドネルケバブ屋、ベトナムのバインミー屋など数多くの飲食店が軒を連ねている。
最近オープンした「沙县小吃」は中国本土に6万店を展開する外食チェーンだそうで、その日本1号店が高田馬場店。池袋北口の方が適しているような気がするんだけど。
ここはバンメン(拌麺)とワンタンの専門店で、初めて入ったのでその両方が楽しめる「ワンタンバンメンセット」860円をチョイス。店員はすべて中国人、珍しく愛想がいいのだ。L字のカウンター10席、2階席もあるようだ。
バンメンは中国に行くとよく見かける混ぜそばのこと。
これ無糖のピーナッツペーストと醤油のタレで和えたもので、麺はカンスイの入っていない、平打ちのうどんって感じ。
小ぶりなワンタンは細かなひき肉、中国でよく見かける魚のツミレの食感によく似ている。味はいたって普通だけど、体調の優れないときでも胃袋にすんなり収まる優しい味わいだ。
卓上に酢や豆板醤があるので、好みの味に味変えもできる。
〈店舗データ〉
【住所】東京都新宿区高田馬場2–8–6 電話03–6205–6225
【営業】11時~23時
【休日】無休
【アクセス】地下鉄東西線「高田馬場駅」6番・7番出口から徒歩2分 JR山手線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩4分