浅草橋「水新菜館」人気の中華料理屋


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浅草橋界隈は、色々な問屋が点在している。特にビーズ、スワロフスキーなどのデコレーションパーツの専門店が数多く犇めいている。僕の身近にも、財布やスマホなどを装飾するデザイナーの女性がいて、

「自分で素材を加工するのもあるけど、材料の大半は浅草橋で買い付けてくることが多いわね」

と彼女が、買い付けの帰りに立ち寄るのが「水新菜館」で、

「いろいろ食べるけど、やっぱ、あんかけ焼きそばがいいわね」

と教えられ、食べに行ったのが一昔前のことだ。

創業は明治30年。5代目店主寺田規行さんによれば、前身は甘味屋から始まり、フルーツショップを経て、1972年に中華料理に業態を変えたそうだ。

どの料理も美味しいのだが、やはり「あんかけ焼きそば」がおすすめだ。一般的には蒸し麺を使うが、この店では生麺を茹でてから冷まし、鍋で両面を焼き、その上に野菜たっぷりのトロトロの餡をかけたものだ。

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香ばしくほどよい噛み応えの麺と、艶々で熱々の餡がいい具合に絡まって超美味。途中、カラシを和えたり、酢を垂らしたりしていただくと、二度も三度も楽しめる。フルサイズは900円だが、ランチのみ、小盛り780円は女性に大人気だ。

昼時は、問屋からの買い物帰りの女性やサラリーマンで、いつも行列が絶えない。

ちなみに、デザートのタピオカや小龍包を、日本で初めてメニューに取り入れたのが、この店なのだそうだ。


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