池袋東武百貨店「天龍」美味しいバナナ餃子


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「天龍」の本店は銀座2丁目にあり、いつ行っても大行列だ。

銀座本店では餃子ライスを食べる心得として、ライスは大盛りにせず、一人の場合は他のメニューを注文しないほうが無難だろう。それは巨大な餃子(およそ13センチほど)が8個も盛られているからだ。ビギナーの友人を「天龍」へ連れて行く度に、

「オレごはん大盛りね」

「アタシは焼豚麺と一緒に食べる」

と無茶をする。果たして完食した奴を見たことがない。

ちなみに下の写真が銀座本店のもの。

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しかし池袋東武百貨店にある「天龍」は8個ではなく6個、この量がちょうどいい。

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創業は50年ほど前。現在の主人の祖父と前進の「天龍」の経営者が、なにか名物料理を作ろうということでこの巨大な餃子が誕生したそうだ。見かけのパフォーマンスだけで客が呼べたら苦労はない。人気の秘密はなによりも中身がすこぶる美味しいということ。やがて口コミで広がり、行列店として今に至っている。

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具は豚肉、白菜、ネギといたって単純ながら、味付けにさまざまな工夫がされ、噛みしめれば熱々の肉汁がほとばしり、凝縮された旨味が口一杯に広がりご飯が進む。

「あー、うまかった」

そんな満足感に包囲される。

香ばしい皮はカリカリというよりはシットリとした舌触。またニンニクやニラを使用していないのでOL、営業マンに重宝されている。

餃子以外のメニューもすべてそつがなく、お勧めは「アオリイカと色野菜の炒め」(銀座本店のみ)これも抜群のおいしさだ。

 

 

 


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