白金高輪にある「天山飯店」の坦々麺と餃子や、鉄板焼き「不二」(残念ながら閉店)のハンバーグが好きでよく通っているんだけど、そんな時にたまたま見つけた店。
「なんだ? ひき肉少年って…」
奇妙なネーミングが気になって仕方がなかった。随分と経ってからやっと訪れた。
白金高輪にある「天山飯店」の坦々麺と餃子や、鉄板焼き「不二」(残念ながら閉店)のハンバーグが好きでよく通っているんだけど、そんな時にたまたま見つけた店。
「なんだ? ひき肉少年って…」
奇妙なネーミングが気になって仕方がなかった。随分と経ってからやっと訪れた。
一番人気は「上ロースカツ定食」1650円、これが旨い。肉は秘伝の粉で下味をつけ、一日寝かせている。そのひと手間で豚肉のクセがとれるそうだ。揚げ油はラード100%。それを日々漉しながら、新たなラードと背脂を注ぎ足し、この店独特の香ばしい褐色のとんかつが生み出される。
湯島切通し、すき焼き専門の名店「江知勝」をご存じだろうか。この店、元々はお米の商いが前身だったそうだが、商才にたけた初代店主、越後谷勝治郎が「肉は儲かるらしい」という噂を耳にし、肉の卸業に転身。その後、「どうせなら肉を食べさせる店にしよう」、ということで明治4年にこの店を開業したそうだ。店名の由来は、その越後谷勝治郎から「越勝」と命名され、後に「江知勝」に改名されたという。
上野「東京都美術館」で「ゴッホとゴーギャン展」が催されていたので訪れた。
開場前に並んだので、中はさほど混んでなくゆっくりと鑑賞。今まで見たことのなかった数多くのゴッホとゴーギャンの絵を楽しんだ。気に入った絵のポストカードを購入した。
昼飯は浅草「千束通り商店街」の横町にあるとんかつ屋「やまと」を目指す。
イタリアピザは、生地が厚く耳のあるナポリピザと、生地が薄いローマピザのおよそ2通りに別れる。ローマだと有名なのが代々木「イル・ベンティート」、五反田「ピッツァリア・アリエッタ」など。ナポリなら永福町「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」や、表参道「ナプラ」。そんなに数多く食べ歩いていないけど、この表参道「ナプラ」は行列の人気店で、いままで食べた中でダントツだったな。
「あ~、ちょっと気持ち悪いな~。今日はヤッパおけ以だな…」
ここのタンメンが食いたくなる時は、ほぼ二日酔いの時だ。
昼時は大混雑、しばらくしてカウンターに通される。注文はもちろん「タンメン」680円、そして必至のコンビ「餃子」600円だ。
西口ロマンス通りにある「ロサ会館」という雑居ビルに、かつて「アダムスアップル」というディスコがった。新宿の「ニューヨークニューヨーク」、「カンタベリーハウス」とともに学生の頃よく通った店だった。この「ロサ会館」の1階にある洋食屋「キッチンチェック」はその頃に出合い、通い続けて40年になる。
看板に描かれている店主はすでに引退しているようで、コックさんも随分と入れ替わった。ココは池袋界隈でかなり古い洋食屋で、味わいはピカイチといっても過言じゃない。
いつもの居酒屋で、大手町界隈の美味しい店を教えてくれる証券マンが、
「茅場町に証券取引所があって、そのそばにサイコロステーキ発祥の店があるんですけど知ってますか?」
「いや、初めて聞きましたよ」
「なんか元々はポルトガル料理屋みたいですよ。食べたことないけど」
茅場町は昼飯だと「鳥徳」、「桃乳舎」、新川「津々井」、「牛幸」、「カリーシュダ」、「中華十八番」居酒屋ならば「ニューカヤバ」が多い。この店は知らなかった。
この店は大昔、開店と同時にお伺いしただけだった。その時の印象は極めて希薄で、なんかパンチたりないな…と記憶している。最近、店の前を通ったので、
「これだけ長く店やってるんだから、それなりに評価されてるんだろうな…、もう一度挑戦してみるか」
大久保駅から小滝橋通りにつながる横町に、魯肉飯とカレーの専門店が12月1日にオープンしたという噂を聞きつけ、その1週間後に訪れた。
池袋南側「ジュンク堂書店」の裏通りに、充実の中華定食が楽しめる「春駒」がある。
ランチは日替わりで常時8種類、炒め物とラーメン各種の組み合わせが多く、だいたい何をいただいても素晴らしい味付け、そしてボリュームも満点だ。
池袋南側「東通り」を入った右手の2階にインド料理屋「トムボーイ」がある。
店内はインドテイストのデコラティブな内装で、禁煙席と喫煙席に分かれている。外のメニュー表に「サウスインディアンランチ」と記されてあったので飛び込んでみた。
「高田馬場の諏訪通りに激安のミートソース専門店出来たんですけど、知ってますか?」
「そういえば、そんな店出来たな…。誰か入ったの?」
「いや~、あまりにも安いんで怖くて入れないよ」
とある居酒屋での酔っぱらいの会話。
「やっぱ小野さんが先陣切らなきゃダメですよ」
ということで先陣を切ることにした。
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「六本木ミッドタウン」の裏の横丁に、今年の6月にオープンしたカフェがある。
ランチは日替わりのようで、この日は「カルボナーラ」、「シーフード」、「ナスとベーコンのトマト」の3種類のパスタと「スパイシーチキンカレー」。いずれもサラダとドリンクが付いて1000円だ。
東銀座「歌舞伎座」の横丁には、シチュー専門店の「銀之塔」や、ボリューム満点のサンドイッチの「アメリカン」などとともに、フワフワ、トロトロのオムライスを提供する人気店「喫茶YOU」がある。
久々に訪れたら、長蛇の列。
五反田西口から大通りを渡った山手線高の高架脇。立ち食いの讃岐うどん専門店「おにやんま」をご存知か。ここは朝昼晩と行列がたえない店だ。まずは券売機でお好みのうどんをチョイスして、大通りの柵側に並ぶ。店員から声をかけられたら、入店するシステムなので留意しよう。
有楽町、交通会館の「スカイラウンジ」で3時に打ち合わせがあり、銀座に早めに着いた。どこかで遅い昼飯を食べようと、界隈を徘徊。
「あれ? なんでこんなところ歩いてるんだ」
遠くに知り合いと思しき人が歩いていたので、その後ろ姿を追いかける。横丁に入ったら見失ってしまった。
「どこ行っちゃったんだろう?」
東京でタンメンの名店と謳われている店は、飯田橋「おけ似」、東中野「十番」、木場「来来軒」、白金高輪「大宝」、西荻窪「はつね」など。新参者では錦糸町「タンメンしゃきしゃき」、「トナリ」などがある。西荻窪「はつね」にはないけど、いずれも「タンギョー」と称される餃子とのコンビが王道だ。
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前回、大手町の「リトル小岩井」を紹介したけど、この首都高の高架下にある「銀座インズ3」内にある「ジャポネ」は、その店の枝分かれ、日本スタイルのスパゲティ専門店だ。
東武東上線「下赤塚駅」、地下鉄副都心線「地下鉄赤塚駅」界隈を、夜に徘徊していて偶然見つけた居酒屋「のぼる」。
住宅街にひっそりと佇みながら、看板の灯がまばゆい半地下の店。店内は左手にカウンター6席ほど、右手にテーブル席大小3卓、奥が座敷席となっている。
「最近ちょっと肝臓弱ってるかも…」
こんな調子の時に、四谷3丁目の交差点すぐの2階にある、天ぷら専門店「天春」を訪れる。
「肝臓弱ってる時に天ぷらかよ!」って思われるかもしれないけど、実はここには大盛りの「シジミ汁」があるんだよね。
「銀座のコリドー街の『ブラン亭』って知ってます?」
「いや、初めて聞いたよ。なに屋さんなの?」
「昼はカレー屋で夜はバーらしいですよ。友達の話だとメチャメチャいけてるカレー出すらしんですよね」
と、こんな話を友人から聞いていた。そんな事をふと思い出し、コリドー街近くで働く食いしん坊の先輩に確認すると、
「有名な店だよ。そうそう前々から小野に話そうと思ってて、忘れてたよ。あれはよくできたカレーだよ。行ってみな」
ということで、銀座に出向いた。コリドー街の途中にあるパン屋兼タバコ屋「エデン」の角脇の地下1階に「ブラン亭」はあった。
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「なんだか今日はメチャメチャ焼売食いたいな…」
そんな気分の時、よく訪れるのが中野「ブロードウェイ」地下飲食街にある「また明日。」という面白いネーミングの点心専門店だ。
蒲田にはいいトンカツ屋が賑わっている。有名店だと「檍」と「鈴文」(ここは残念ながら閉店)だね。でもボクは、この店に心惹かれる。
「蒲田駅」東口、「中央通り」の細い路地を真っ直ぐ、どん詰まりの手前左手に「丸一」がある。昼時はいつも近隣のサラリーマン、OLで大行列。店内はL字のカウンター15席ほどかな? 1年ぶりに訪れた。
江戸川橋と飯田橋の中ほどのエリアは、取次と呼ばれる出版物の問屋、印刷屋、製本屋がひしめいている。ボクが版元の営業マンだった頃、この界隈の担当だった。
この「新雅」には当時からお世話になっていた店で、中華屋ではこの当たりではピカイチ、何を食っても満足させられる。昼時は行列必至で。
「お待たせするのが申し訳ないので、つねに作る時間を縮めるように心がけています」
と腰の低いご主人。昔取材させてもらったときこんな台詞を言っていたのを思い出す。ちょっと前に移転してリニューアルオープン。昔はコの字のカウンターだったが、現在はL字のカウンター、若干広くなったね。
JR京浜東北線、北浦和東口駅前の横丁に行列の絶えない中華料理屋がある。お世辞にも綺麗な店とは言えないが、老若男女問わず、学生、サラリーマン、家族連れで賑わい、昼夜活気にみちあふれている。
ずいぶん前に南青山でデザイン事務所を構える先輩から、
「美味しいスリランカカレーがあってさ、オレ好きなんだよね」
とそんな話を聞いていた。でもこの界隈に来ると、どうしても「珉珉」が恋しくて、ナスカレー丼、ドラゴンチャーハン、餃子ばかりに気を取られ、やっと2年ほど前に1度だけ「タップロポーン」を訪ねたんだけど、いまだに記憶が曖昧。
たまたまこの界隈で打ち合わせがあり、
「もう一度確認しなければ」
と「ホンダ」本社ビル裏手にある「ウィン青山」1階、飲食店街の中にある「タップロポーン」にお邪魔した。
この店に寄るのは1年に1回かな?
「ああ、今日はどうしてもオニギリが食べたい」
という気分になることはない。オニギリって日常の食べ物なので、お腹が空いて傍らにあれば頬張る、というものだろう。
大塚に寄った時は、「洋食GOTO」、カレーの「ホーリーヘッド」、「世界飯店」、「北大塚ラーメン」、夜なら「カッチャルバッチャル」と決まっている。だけどふと、
「フワっとしたおにぎりもいいな」
で「ぼんご」を訪れる。昼時店は店内で行列、いつも賑わっている。
2年ほど前、高田馬場の「べんてん」が亡くなった時、この近所にあった「かぶらや」も間もなく閉店し、そこが「RedRock」というローストビーフ丼専門店に姿を変えた。本店は兵庫の三宮にあるようだ。
「新しい店か、ちょっと入ってみるか」
新宿「アルタ」裏手、雑居ビルの3階にトンカツの隠れた名店がある。昼時はいつも満杯。
店のキャッチフレーズは「小さな店の大きな満足」確かにその通りだ。