東中野は狭い地域にも関わらず、いい店が犇めいている。洋食なら「レストランイト」、「津々井」、「キッチンドナルド」など。カレーなら「タラキッチン」、「カレーリーフ」。イタリアンなら「ペルバッコイタリアーノ」、「ピッツァリアチーロ」。寿司なら「鮨いち」、「名登利」など。中華なら「味の十番」、「旬の香」、「大盛軒」、「高揚」。そして北京料理の「茉莉」(ジャスミン)もいい店だ。
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神保町「神田餃子屋」クオリティーの高い大衆中華の雄。昼時は常に行列。
仕事モードの時じゃなければ、神保町での昼飯で行く店はだいたい決まっている。カレー屋なら「共栄堂」、「ディラン」など各店。洋食やトンカツなら「アミ」(閉店)、「万平」、「キッチン南海」、「ポンチ軒」。割高だけど天ぷらなら「山の上ホテル」、廉価店なら「天丼屋」、「いもや」。中華だと「太一」、「スヰートポーヅ」、「新世界菜館」。
そんな中、駿河台に会社があった頃もっとも通ったのが「神田餃子屋」だ。とにかく大衆中華の中でここはクオリティーが高い。
練馬「やまの」病みつきの「辛い汁ソバ」&「ジャンボ餃子」&「まぜそば」。たまらない美味しさ。
ココは「煮干中華」が売りのようだけど、客の9割が食べているのは「まぜそば」だ。でもボクは「辛い汁ソバ」と「餃子」が一番好きなんだよね。
飯田橋「おけ以」限りなく優しい絶品のタンメン&餃子
「あ~、ちょっと気持ち悪いな~。今日はヤッパおけ以だな…」
ここのタンメンが食いたくなる時は、ほぼ二日酔いの時だ。
昼時は大混雑、しばらくしてカウンターに通される。注文はもちろん「タンメン」680円、そして必至のコンビ「餃子」600円だ。
北浦和「娘々」浦和っ子のソウルフード、スタミナラーメン&餃子
JR京浜東北線、北浦和東口駅前の横丁に行列の絶えない中華料理屋がある。お世辞にも綺麗な店とは言えないが、老若男女問わず、学生、サラリーマン、家族連れで賑わい、昼夜活気にみちあふれている。
恵比寿「大豊記弐號房」重たくて箸から滑り落ちる餡のビッシリ詰まった餃子&美味しい中華
仕事の打ち合わせで恵比寿駅に舞い降りる。この界隈のランドマークだった「ゼストキャンティーナ」の前を通り過ぎる。あの渋かった錆びたトタンの外装は跡形もなく、マンションに建て替えられようとしている。
「この店よく来たよな…」
巨大なフロアーで、テックスメックス料理を提供する店だった。派手なネ~ちゃんやアンちゃんばかりで、ちょっと疎外感があったけど。
桜台「餃子家」どこかチープな店構えにいい意味ダマされた。上品な味わいの餃子に感動した!
この「餃子家」に出合ったのは、隣の「久松湯」が天然温泉にリニューアルしてからだ。もともとこの風呂屋は町のどこにでもあるありふれた銭湯だったけど、2年ほど前に掘削して温泉を出して新築、その頃から頻繁に通うようになった。露天風呂などがあり心地よく、なおかつ入浴料460円で入れるので重宝している。
野方「野方餃子」4種類の餃子か楽しめる
新青梅街道をクルマで走るたびに気になっていた店。いつも午前10時前後にこの辺を通り過ぎるので、当然そんな時間に開店しているわけがない、電車でやっと訪れた。
代々木「でっかい餃子 曹さんの店」肉汁ほとばしるバクダン餃子!
でっかい餃子っていったら、銀座「天龍」、八重洲「泰興楼」、池袋「開楽」、吉祥寺「一圓」、曙橋「餃子の星」、八重洲「蓬莱」、恵比寿「大豊記 弐號房」、熱海「わんたんや」ってところが頭に思い浮かぶ。
あまり見かけないけど、中華料理屋の店頭で、でっかい餃子のサンプルを見た瞬間に、なぜか店内へ誘われる。巨大な餃子ってどこか、引力のような力が作用しているよね。でっかい餃子の魅力は、まず見た目の迫力、そして箸で持ち上げた時のズッシリとした重量感。また、餃子がでかいが故に調理の粗が目立ってしまうもので、だから普通の餃子より、味付けを繊細にしているものだ。
堀切菖蒲園「哈爾濱餃子(ハルピン)」破格の激旨餃子
僕が使っている万年筆の書き味が悪くなり、ペン先を直してくれる工房が、堀切菖蒲園にあることを知って訪れた。その帰りに初めてこの店にお邪魔したのが始まり。かれこれ十数年前のことである。
池袋「開楽」おいしいジャンボ餃子
池袋東口は様変わりしてしまった。表通りに衣料専門の「キンカ堂」があったけど閉店、その裏の路地に餃子の名店「開楽」があり、子供の頃から馴れ久しんだ店だ。随分前にリニューアルして綺麗な建物になったけど、昔は町の中華屋といった風情だった。
日暮里「花家」甘味屋の美味しい餃子&タンメン&ラーメン
JR「日暮里駅」の改札を出て左手を行くと、通称「夕焼けだんだん」という谷中銀座に抜ける階段がある。その手前右手に甘味屋「花家」がある。
この界隈は谷中霊園をはじめ、方々にお寺が数多く点在し、江戸の情緒を色濃く残す谷中、根津、千駄木に通じる風情のある街並みが連なる。
また明治から大正にかけて美術運動の指導者として名を馳せた岡倉天心の「岡倉天心記念公園」や、早稲田大学のガウンをまとった大隈重信の立像などを手掛けた朝倉文夫のアトリエ兼住居跡の「朝倉彫塑館」など見どころもあり、散策にはもってこいの地域である。
新宿3丁目「福包」激安の薄皮餃子定食、旨し!
街を徘徊していて「餃子」という文字が目に飛び込んでくると、我慢できない。「福包」の潔い看板を目撃したとき、吸い寄せられるように店内へなだれ込んでしまった。
浜松「石松」独特のデコレーション、浜松餃子
※これ旧店舗の外観。
※今はご覧のとおり様変わり。(石松のH.P.から拝借加工しました)
遠州鉄道「小松駅」から徒歩14分、浜松餃子の名店「石松」がある。タクシーで行ったほうがいいね。
東陽町「来々軒」タンメンと餃子の名店
団地が密集する「東陽弁天アーケード通り」に、かつて「来々軒」というタンメンと餃子の名店があった。いつも行列で半年に1回のペースで通っていけど、残念ながら閉店。ところが、ここの常連だった客がこの味に魅せられ、元店主にそのレシピを教わり、永代通り沿いに2009年に復活させた。
町屋「中華料理 百番」世界一美味しいもやしそば&餃子
「世界一美味しいもやしそばがあるから食べに行こう」
当時、町屋にあった編集プロダクションの社長に連れて行ってもらったのが、「中華料理 百番」だった。もう十数年前のこと。店内は極めて清潔で、4人がけのテーブルが6卓、厨房は隠れていて、フロアーはおばちゃん一人。
雑司が谷「中華そばターキー」味わい深い醤油ラーメンと餃子
この「ターキー」にたどり着くのはちょっと難しい。都電荒川線「雑司が谷駅」から池袋を背にして、左手の線路脇の道を鬼子母神方向へ真っ直ぐ、2つ目の踏切の角を左折するといい。順調に歩いて5分ぐらいかな。
神保町「スヰートポーヅ」の不思議な形状の焼き餃子、旨し
焼き餃子っていってもいろんな形があって面白いね。蒲田「ニーハオ」の羽根付き餃子、際コーポレーション系「紅虎餃子房」の棒餃子、俵型の「ホワイト餃子」、平たい円柱形の代々木「でっかい餃子曽さんの店」などなど。
「スヰートポーヅ」の餃子も特徴的な長方形で、皮を完全に閉じてなくて、両端がパカっと空いている不思議な形状。この状態で焼いて肉汁が漏れるんじゃないかと思うけど、これが何故だか旨味がしっかり閉じ込められているんだな。
蒲田「ニーハオ」元祖羽根付き餃子、絶品!
羽根付き餃子の元祖「ニーハオ」をご存知だろうか。僕はこの店を訪れると、焼き餃子、ゆで餃子を各3人前ずつ、ついついいただいてしまうのだ。カリカリと香ばしい焼き目、モチモチとした皮、噛みしめれば旨味の肉汁がほとばしり、口の中を火傷覚悟でパクついてしまう、とにかくめっぽう旨いのだ。それも焼き餃子が1人前300円とはありがたい。
池袋東武百貨店「天龍」美味しいバナナ餃子
「天龍」の本店は銀座2丁目にあり、いつ行っても大行列だ。
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葛西「独一処餃子」手作りの旨い餃子
「家族でいつも行ってる餃子屋さんがあってね、すごく美味しいのよ、小野君も行ってみて」
江戸川区葛西にある「独一処餃子」を知ったのは、中学時代の同窓会の席で、昔好きだった彼女からの口コミだった。十数年前のこと。
高島平「ホワイト餃子」独特な形状のおいしい餃子
ホワイト餃子は野田が本店で、暖簾分けした店が方々にある。ここもその一つ。この店はかつて都営三田線の「蓮根駅」近くにあった店で、十数年前にこの高島平の首都高5号線高架の道路沿いに移転してきた。
東池袋「東亭」地元で人気の旨い餃子
「今日は餃子定食が食いたい!」と、そんな衝動にかられるとき、真っ先に頭をよぎるのが、池袋にある「東亭」だ。昼時はサラリーマンやOLでいつも行列の人気ぶり。かれこれこの店に通って20年余りになる。