JR根岸線「関内駅」南口から徒歩4分。横浜文化体育館の脇道に「ハマカゼ拉麺店」がある。
店内はL字のカウンター13席。メニューは清湯醤油ラーメン、パーコー麺、中華そば、坦々つけ麺など、トッピングメニューもある。
この日は「パーコー麺」1000円をオーダーした。この店は2人の店長で切り盛りするちょい変わった店で、お2人は元「くじら軒」で長いあいだ働いていた従業員同士だそうだ。
1人がパーコーを揚げ、もう1人が麺上げなど役割分担が決まっているようだ。
ご覧のものは、丁度よい肉厚のパーコーが1cmほどにカットされ、ややウエーブのかかった細麺に小松菜、アクセントにナルトといった食欲をそそるデコレーション。パーコーを一口頬張るとサクっとシットリ、ほどよい塩気と微かなニンニンの風味が心地よい。スープはガラと魚介のバランスのいい清湯醤油、円やかな旨味で実に美味しい。麺はシコシコながら滑らか、これもいい。さすがくじら軒ゆずりの味。といってもくじら軒は醤油のエッジの効いた味わいだが、ここは旨味が深い。
関内は「唐桃軒」に数年に1回ぐらい訪れるていど、遠方なのでなかなか来れないけど、今度は坦々つけ麺かな。
〈店舗データ〉
【住所】神奈川県横浜市中区不老町1–6–6
【営業】11時30分~15時 17時~21時
【休日】月
【アクセス】JR根岸線「関内駅」南口から徒歩4分