茅場町「鳥徳」の「鳥鍋御飯」


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ずっしりとした店構えは歴史を感じさる。創業はなんと100年ほど前とは驚き、店主の鍋島幸太郎さんで4代目なのだそうだ。開店当初は鶏料理専門だったが、戦後にウナギを始め、兜町も近くにあり、ウナギは龍にたとえられ、相場が上がることから証券マンにもてはやされたそうだ。

ランチ時は近隣のサラリーマン、OLで賑わう人気店。この店を知ったのは僕がサラリーマン時代で、界隈の取引先の部長に連れてこられたのが始まりだった。

ランチの人気は通年B弁当で、夏場はウナギ、冬場はご覧の「鳥鍋御飯」1000円だ。

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ちょいと甘辛いタレに長ネギ、豆腐、シラタキ。そして鶏もも肉に鶏レバー、その中央に玉子があしらわれたデコレーションに食欲がそそられる。

まずは熱々をご飯と共にそのままいただき、そして玉子を溶きほぐしてまた一口、「う~ん、たまらない美味しさ」。わかりやすく言えば鶏のすき焼きといったところである。また添え物のお新香も美味で、鶏スープも旨い。

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店内はカウンター6席ほどで、その他は4、6人席と2階のお座敷がメインなので、一人客は皆無に等しい。夜は大手町、八重洲、丸の内から訪れるサラリーマンの客でごった返す。夜の人気メニューは正肉、椎茸、ピーマンを交互に挟んだ野菜はさみ焼きや合鴨の串、ウナギの肝焼き、クリカラなど各種1本250円だ。その他コース料理もある。味わいの店内で美味しい肴でお酒をゆっくり楽しんでもらいたい。


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