武蔵野うどんを初めて食べたのは東村山の「小島屋」かな。最近行ってないからわからないけど、表でオジちゃんが薪割りしていて、中でオバちゃんが釜で麺を茹でている光景をよく目にした。まるで「日本昔ばなし」って感じ。基本は茹で置きを温めて出すんだけど、たまに茹でたてにありつけることがあって、これがメチャ旨い。おいしい店はいろいろあるけど、気に入っている店は、小平「根古坂」の肉汁うどん、加須「中央食堂」ナス南蛮汁うどんだね。
練馬春日町駅から光が丘へ通じる道の途中、右手に可愛い佇まいの「むさしのうどん桜」がある。
店内は左手カウンター7席、右手に4人席のテーブルが3卓となっている。メニューはつけ温うどんは、きのこ、おろし、とろろなど27種類かな。
ご覧のものは「肉汁」700円と「かきたまご」750円、「ナス肉」800円。本来武蔵のうどんはちょい茶色みがかっているけど、ここの麺は純白。
ツルツルモチモチでほどよいコシ。ちょい甘めの濃い口のツユは肉の旨味がしっかり効いている。表にテーブルもあるので、天気のいい日はここでいただくのもお勧め。特筆するもものはないけど、気分よく食事のできるいい店だね。
〈店舗でータ〉
【住所】東京都練馬区春日町6–10–43 電話03–5848–9881
【営業】11時~22時 木11時~15時
【休日】無休
【アクセス】都営大江戸線「練馬春日町駅」A3で口から徒歩3分