桜の花見は毎年いろいろなさころに行っている。大宮公園、岩槻城址公園、熊谷桜堤、千鳥ヶ淵、飛鳥山公園、小石川植物園、新宿御苑、砧公園などなど。
一番のお気に入りは、都電学習院下から江戸川橋に伸びる神田川沿いの桜かな。川に垂れ下がるようにソメイヨシノが密集していて、その景観は素晴らしい。ここの遊歩道は座るスペースがなく立ち見だけど、かろうじて「江戸川橋公園」でくつろげる。でもこの場所だけ桜が少ないのが残念。
花見の時は、近所のデパートの地下食料品売り場で、食べ物を購入するパターンと、名物料理屋でテイクアウトっていうのが多い。
この日は浅草「桃タロー」で、名物「やきかつ」を購入して「隅田公園」に繰り出し花見。う～ん気分よし。江戸時代８代将軍・徳川吉宗が桜を植えたのが始まりとされている「隅田公園」には、両岸を約１キロにわたり桜並木が続いている。
この「やきかつ」はトンカツと違い、少ない油で両面を揚げ焼きしたもの、つまりカツレツだ。表面はサクっと香ばしく、中身はシットリ。ソースはフルーティーでちょいと甘め。ビールを飲みながら黙々と食べていると、物珍しいのか、異国人の観光客にやたら写真を撮られまくってしまう。楽しい花見だった。