東長崎「祥雲飯店」中国東北出身の家族経営の中華料理屋。餃子、点心、炒め物、どれも美味しい。


飲み仲間4人で西武池袋線の某所で合流して、3軒ハシゴした。なぜか東長崎に降り立ち、再び店を探す。

「この中華屋、出来たばっかりの店みたいだけど、なんか面白そうだな…」

ということで突入した。

店内はカウンター7席に、2人テーブルが2卓。フロアーはお父さん、厨房はその奥さんと娘さんとで切り盛り。 ちょい風変わりなメニューの数々。

「ボクが満州で奥さんが大連出身なんですよ」

とお父さん。中国東北出身のようで、こりゃ餃子などの点心が旨いと判断。

「じゃ、焼きと水餃子、焼き小龍包ください」

水餃子は滑らかな皮、ほどよく肉の詰まった餡が実に美味。

焼き餃子は皮がしっかりしていて、ほどよく肉汁が滴る。これ白菜じゃなくてキャベツかも。

「旨いな~」

次に焼き小籠包。噛みしめるとほどよくスープが滴り、なんといっても旨味がギュッと詰まり、嫌味な甘さが一切なくて抜群の旨い。

「いま流行りの上海の焼き小籠包は甘くてダメだよね。これはホントに旨いな」

その他、スターフルーツのような形をした「揚げパン」が香ばしくホクホクで美味しい。

炸醤麺(ジャージャンメン)風は麺の代わりに干し豆腐を使った料理と、

「ジャガイモ炒め」は乙な味わい。

「香辣麺」は深い旨味のスープはネギと花椒の香り仄かで抜群に美味しい。だけど、

「この麺カン水入ってないな、柔らかすぎるな…」

一通り食べて、この日はお開きとなった。

シラフで味を確かめたくて数日後再訪する。

「肉麺と餃子下さい」

餃子は先日と同様非常に美味。

肉麺は玉ねぎと豚肉をちょい甘辛く炒めたものがのった代物で、味はいいけど、やはり麺がメチャ緩い。

中国現地に行くとこの手の麺が多い。麺の食感を日本人のようにあまりこだわらない質なのだろうと思う。

一品料理はどれも美味しい、でもこの麺類はどうかな? うどんの乾麺でも問題ないんだけど、もうちょっと固めに茹でてもらいたいところだね。丼やご飯ものがしっくりくると思うよ。

〈店舗データ〉

【住所】東京都豊島区長崎415 電話0359267839

【営業】11時30分~15時 17時~22時

【休日】

【アクセス】西武池袋線「東長崎駅」北口目の前


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