日暮里「花家」甘味屋の美味しい餃子&タンメン&ラーメン


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JR「日暮里駅」の改札を出て左手を行くと、通称「夕焼けだんだん」という谷中銀座に抜ける階段がある。その手前右手に甘味屋「花家」がある。

この界隈は谷中霊園をはじめ、方々にお寺が数多く点在し、江戸の情緒を色濃く残す谷中、根津、千駄木に通じる風情のある街並みが連なる。

また明治から大正にかけて美術運動の指導者として名を馳せた岡倉天心の「岡倉天心記念公園」や、早稲田大学のガウンをまとった大隈重信の立像などを手掛けた朝倉文夫のアトリエ兼住居跡の「朝倉彫塑館」など見どころもあり、散策にはもってこいの地域である。

20代のころこの界隈に住んでいて、散歩がてらによく通った店である。当然、あんみつや葛餅、寒天など、どれも評判だけど、一番のおすすめはなんといっても餃子、そしてラーメンとタンメンだ。

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ちょいと大ぶりな餃子はカリっとシットリ、肉汁の旨味抜群で実に美味。

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またタンメンの麺はなんと自家製で、そのストレート麺が塩スープとよく絡んでこれまた旨い。

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ラーメンは醤油のエッジの効いた潔い味わいでこれも美味。巷の中華料理屋も驚きの完成度である。ビールのつまみに餃子を頬張る女性客も多く、その美味しさは口コミで広がり、甘味屋ながら、男性客も多く訪れるようになったそうだ。

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創業は昭和20年。現在の店主金森ひろ子さんで3代目、4代目を継ぐ息子さんとパートの方々で店を切り盛りされている。土日祝日は観光客で常に賑わっている。また夏場は冷やし中華、冬場はカキ、アサリラーメンも人気。

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甘味ならば夏場の100%のスイカジュース480円は、涼やかで胃袋に染み渡る美味しさだ。寒天は千葉の房総沖で採れた「房総粗目天草」を大釜で煮込んだ自家製の天然ものこれもいい。


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