新高島平「神むら」美味しい背脂ラーメン


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都営地下鉄三田線「新高島平駅」にある、業務用スーパー「ヤスノ」で試作用の買い出しを終え、久々に背油豚骨ラーメンの「神むら」へ昼飯に訪れる。

この手のラーメンは高校生のころよく通った、今は亡き環七の「土佐っ子」(下頭橋ラーメン)や「弁慶」、「千石自慢ラーメン」に類似した味わいで、たまに無性に食べたくなる。この界隈には正直グッと胃袋に響くラーメン屋はなく、唯一美味しいなって感じられる店。

注文したのはラーメン味玉入り720円。

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メンマは余計な味付けがされていなく、歯ごたえもいい。味玉は嫌味な甘さがなくこれもグッド。豚バラを巻いた焼豚はトロトロとして香ばしく、中太のストレート麺とともに味わえば至福だ。スープは見かけよりサッパリとしながら奥深さがあり、どれも隙がない。また仕事の丁寧さもうかがえる。あっという間に間食してしまい、大盛にすりゃよかったとちょっと後悔。

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余談だけど、隣の三田線の終点駅「西高島平」改札前にある「スリーエイト」というスーパーの経営者は、かつて東武練馬で「平久」というラーメン屋をやっていた人物。僕が中学生の頃の話で、味噌ラーメンがめっぽう旨くて、小銭を握りしめてよく通った店で、界隈一番の行列店だった。

まあ、この辺りは住民以外、よっぽどのことがない限り立ち寄ることはないだろうけど、興味のある方はぜひ「神むら」を訪ねてもらいたい。


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