新中野「柴田屋酒店」酒屋のランチ 苦みばしったカレー


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撮影のため新中野にあるキッチンスタジオを訪れた。午前中、段取りを終え、

「時間ないから近くでパパっと食える店ないかな?」

「斜向かいに『柴田屋』っていう酒屋が昼めし出してますよ」

とカメラマン。

「へー、面白いね、行ってみよ」

と編集者のTと二人で繰り出した。

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店内はいたるところにお酒がずら~り、当たり前、酒屋だからね。その奥に大きなコの字型のカウンター、20人は座れるかな? カウンターには女の子が3人。

メニューは「ハヤシライス」、「大人のカレー」、「本日のDON」と3種類。

「カレーと本日のDONお願いします」

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まずはサラダとオニオンスープ、そして編集者Tの「本日のDON」はヒヨコ豆と鶏肉のトマト煮。味見をしてみるとやや塩辛く、トマト煮ながらパンチがある。

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そしてカレーの登場だ。一口カレーを頬張る。

「あっ、これう旨いね」やや濃厚なソースはなめらかで、ビールで煮込んでいるようで、ちょいと苦みばしったビター感がいい。

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しかしカレーもトマト煮もご覧の通りまるで色気がない。見た感じが寂しすぎて、トマト煮に何かもう一品欲しい。例えばだけど、小さいキッシュとか、玉ねぎのフリットとかね。

カレーはまるで学食のようで、皿を変えて、さらに酢漬け野菜を添えるとか、ポテトの小さいラビオリを1コ添えるとか、なにか工夫してもらいたいな。美味しいのにもったいないし、酒屋という面白いシチュエーションだから、もうひと手間加えたら流行ると思いうよ。

夜はバーに姿を変えて、地ビールや地酒、ワインが楽しめるみたいだね。

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