大塚「北大塚ラーメン」モンゴル出身のご夫婦が2人3脚でこしらえる、凄ウマ、病みつきのチャーシュー麺。コレを食わずにゃあの世へ行けない!


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この店を初めて訪れたとき、オヤジさんの言葉がなんだかナマっているので、

「どこ出身なんだろう?」って、ボソっと呟いたら、隣のサラリーマンが、

「この人たちモンゴル出身なのよ」

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なるほどって思った。中国や韓国特有のイントネーションとは別物で、顔を見るとまるで日本人だし、どこかの地方の激しいナマリだと勘違いしていた。

久しぶりに訪れると、相変わらずの行列だ。店の前に立っているとチャーシューの香ばしい匂いに食欲がそそられる。

※ちょいピンボケでスマン。

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本日は「中辛チャーシュー麺中+玉子」850円を注文。ここのシステムは一通り食べ終わり、客が引けてから片付けをし注文を受けて、いっぺんに6、7人前をこしらえる。

またラーメンを作るご夫婦のコンビネーションに見とれてしまう。オバちゃんが6、7個の丼にタレを入れ、オヤジさんがスープ、麺を入れ、オバちゃんが麺をかき混ぜ具をデコレート。時間がけっこうかかるので、麺が伸びちゃうんじゃないかと心配してしまうけど、これがドンピシャの歯ごたえなのだ。別物だけど「蒙古タンメン中本」の前身、昔の「中本」のオヤジさんが丼にしばらく麺を放置していた記憶が蘇る。

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ご覧のものが「中辛チャーシュー麺中+玉子」。びっしりのバラのチャーシュー、奥に見えるのが辛味のひき肉。スープを一口「メチャメチャ旨め~!」。

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香ばしい焼豚の匂いと相まった醤油の潔いキレ味、適度な歯ごたえのチャーシュー、ストレートの中太麺のモチっとした噛みごたえ、喉越しがたまらない。辛味のひき肉はピリッとする程度の辛さで、これを混ぜて食らいつくとまた激ウマ。どこか京都の「夜鳴きや」に似た味わいだけど、この店のラーメンには病みつきにさせられる鋭いパンチと重力がある。

特別な素材を使っているわけじゃないんだけど、このラーメンは旨いの一言に尽きる。やっぱオヤジさんのセンスと技なんだよね。そうそう、ご夫婦の人柄もサイコーだよ。

ただテーブルが高すぎて、ちょっと食べづらいのが玉に瑕。

〈店舗データ〉

【住所】東京都豊島区北大塚1-14-1  電話03-6328-9647

【営業】11時~14時30分 17時30分~23時

【休日】日曜日

【アクセス】都電荒川線・JR「大塚駅」北口から徒歩3分


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