荻窪「バースイッチ」バーで供される各種創作料理、キーマカレーも旨し。


中野の「第二力酒蔵」に大学の同級生に呼び出された。一通り飲んだ後、

「荻窪にアタシがいま一番気に入ってるバーがあるんだけど、行こうよ」

ということで、店を後にした。荻窪北口から青梅街道を渡り、四面道方面へ。途中「協会通り」を右折して50mほど。

「ここなの」

2階へ上がると店内はシックにしてモダン。天所に近いロフトは密室の小部屋になっていて、カップルにはもってこいのスペースだ。

 

「ここ料理がすごく美味しくて、食べてもらいたいのよ」

とりあえず白ワインで乾杯。

まずは「オニオンスープ」、深い旨味とコク、長時間玉ネギを焙煎した証だ。ブイヨンも自家製しているらしい。

そして「牡蠣のグラタン里芋ソース」、これは珍しい。滑らかなソース、ほどよい旨味、手が込んでいる。

ご飯を少なめにしてもらった「挽肉のカレー」の登場。ティアードロップ型の器にトマト、生クリームがデコレート。一口いただくとカルダモンの香り?

「いえ、入れてないんです」

「そうか、けっこう酔ってるからな~」

「シャバシャバのカレーはあまり好まれないので、トロミを出してるんですが、なんだかわかります」

「酔っ払っててわからないな~」

「カシューナッツです」

なるほど、北インドムガールカレーの手法だね。

「じゃ北インド風のキーマカレーですね」

雑穀米にかけていただくと、実に旨い。ヘタな北インド料理屋のキーマよりよく出来ている。

欲を言うなら、ちょいクローブ効かせて、カシューナッツの代わりに無糖ピーナッツペーストを添加するとやや味が華やぐかも。しかし酔ってるとこれ以上は頭が回らない。また鼻も舌も鈍くなる。情けない。こりゃシラフのときにもう一度挑戦しなきゃね。

最後にシングルモルト「シングルトン・ダフタウン12年」をロックでいただく。

オープンして15年ほどになるそうだ。いずれにしても料理が楽しめるバーは数少ない、実に居心地のいいバーだ。

〈店舗データ〉

【住所】東京都杉並区天沼311F 電話0333929718

【営業】18時〜翌2時 金・土・祝前18時〜翌3時

【休日】無休

【アクセス】JR中央線・総武線・地下鉄丸ノ内線「荻窪駅」北・西口から徒歩3


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