川崎大師「松月庵」の天せいろ


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1月2日に毎年訪れる「神田明神」ですでに参拝をすましているのだが、川崎でちょっと野暮用があり、なんとなく川崎大師に行ってみることにした。ここを訪れるのは20年ぶり。お参りを終え、神田明神ではおみくじが末吉だったので心残りがあり、ここで引いてみたら大吉だった。よしよし、と胸をなで下ろす。

賑わう参道の両側には咳止めに効くらしい、いわゆるのど飴「とんとこ飴」を切る軽やかな音が方々の店から鳴り響く、川崎大師の風物詩、正月って雰囲気だ。ちょうど昼前で「飴屋」の主人に、

「この辺で、どこかおいしい店ありますか」

って尋ねたら、

「すぐそこの松月庵のお蕎麦がいいよ」

ということで、参道の角っこにある明治17年創業の「松月庵」に突入、中は大賑わいで、運良くテーブル席がひとつ空いていた。周りを見渡すと誰もが「天せいろ」を食べているので、それを注文した。

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登場した「天せいろ」の美しい姿に胃袋が唸り出す。まずはそばツユを一口、キリッとした甘味を抑えた辛めの味わいがいい。そしてそばを浸してツルリ、いいね、茹で加減がドンピシャだ。そして真っ直ぐに整形されたエビ天を一口、衣が厚からず薄からずいいバランス、サクッとプリプリでどこか瑞々しいエビの舌触り、文句なしだ。蕎麦湯でそばツユを割ってすすると、しっかりダシの風味が感じられる、お見事。ついでにここのもう一つの名物、「くず餅」を購入して帰路につく。

さっそく家で「ぐず餅」をいただくと、これ特有のクセが抑えられていて美味。亀戸の「船橋屋」を思い出した。


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