仕事の打ち合わせの後に、編集者とイタ飯の「テラッツァ」に寄ったときに目に留まった店だった。
「焼売専門店か…気になる」
後日開店と同時に入店。
店内は縦長で右手にカウンター9席、テーブルが24席とやや広め。厨房にはお兄さん3、4人、フロアーにお姉さん1人、全員中国人のようだ。
ランチメニューはラーメンや、中華丼、回鍋肉など。まずは店名を冠する焼売を食わなければ。グランドメニューに焼売、焼、水、揚げの4種類。
「水焼売、揚げ焼売はそれぞれ味が違うんですか?」
「一緒です」
とあっさり。それじゃランチの「蒸し焼売定食6個」780円と、せっかく来たので「餃子5個」380円も一緒にオーダーした。
ややああ大ぶりな焼売6個とライスに玉子スープ、タクアンに何故かイカ刺しの和え物。
熱々の焼売はふっくらとして旨味充実、辛子醤油がピッタリ、ご飯が進む。豚肉とタマネギのバランスがいい。余計な小細工のない正統派な味わいで一安心。
餃子はちょい羽根つき。特徴的なものは一切ないけど、ほどよく下味の入った肉と野菜のバランスのいい味わい。夜は飲み屋として訪れると面白そうだ。
〈店舗データ〉
【住所】東京都豊島区南大塚2–36–1 電話03–5981–8221
【営業】11時30分~22時30分
【休日】無休
【アクセス】JR山手線「大塚駅」南口・都電荒川線「大塚駅」から徒歩3分