光が丘「めんくい」背脂の心地よい濃厚ながら軽やかなラーメン


東武東上線「ときわ台駅」、「中板橋駅」を横切る環七沿いにかつて「土佐っ子」(下頭橋)があった。高校生の頃よく通った店で、初めて訪れたとき、寸胴から鶏の足が突き出た光景に一瞬たじろいだけど、背脂のタップリ浮かぶ濃厚な味わいに病みつきにさせられ、部活の帰りに必ず寄ったものだった。ここは「背脂チャッチャ系」ラーメンと称され、その大本は「千駄ヶ谷ホープ軒」。そこから巣立ったのが「土佐っ子」、「香月」、「弁慶」、さらに「千石自慢」などだ。

光が丘の「めんくい」は「千石自慢」出身とか。取材拒否の店なのであまり知られていないけど、地元では密かな人気の店だ。

「とんこつ」700円は、背脂のほどよく浮かぶ濃厚ながら軽やかなスープ、ややウェーブのかかった滑らかな麺、余計な小細工がされてない味わいに好感が持てる。その他辛口ラーメンの「からとん」800円。大盛は100円で、トッピングは煮バラ300円、ねぎ、もやし、メンマ、のり、味付玉子は各100円となっている。

いまこの手のラーメンは数少なくなっているけど、背脂は方々の店でアクセントとしてよく使われる食材だ。

「めんくい」は寡黙なオヤジさんが作っているときはドンピシャの味わいなんだけど、作り手によって味にブレがあるというか、この日はスープがちょい多過ぎで食欲をそそるラーメンの美しさがやや削がれていて、味もどこか薄かったな。

近所の「背脂系」だと、新高島平にある「神むら」もいいんだよね。

〈店舗データ〉

【住所】東京都練馬区高松5-14-9

【営業】11時30分~15時 17時30分~20時 日・祝11時30分~18時30

【休日】月・火 (不定休)

【アクセス】都営大江戸線「光が丘駅」から徒歩10分


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