小野員裕 のすべての投稿

御茶ノ水「ポンチ軒」絶品のカツカレー

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この「ポンチ軒」の経緯は複雑だ。かつて赤坂に「旬香亭」という和テイストの洋食屋があった。ランチでよく訪ねていたけど、知らないあいだに閉店、静岡に移ったという話。ある日、赤坂をプラプラしていて大通り沿いに「フリッツ」というとんかつ屋が出現。数人でお邪魔して、ロースやヒレ、カツカレーを注文。ロース、ヒレも良かったんだけど、なによりカツカレーがビックリするほど美味しかった。調べると「旬香亭」に関係した人がこのとんかつ屋をやっているという話。しかしここも閉店。「あのカツカレー食べたいな…」って漠然と思っていたら、御茶ノ水に「ポンチ軒」が出現。たまたま入ってカツカレーを食べたら「あれフリッツに似てるな…」で、また調べたらこの店は「フリッツ」をやっていた人だった。そしてちょっと前に目白駅向かいの新築ビルに「旬香亭」が突如あらわれ、近所だったのでオープンまもなく入って何気なく「カツカレー」を注文したら「ポンチ軒」と瓜二つ。どうやら姉妹店のようなのだ。

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牛込柳町「カフェドモモ」激辛激旨のビーフカレー

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このブログでたまに登場する中村直也さんが、この店のことを、

「突き抜けた美味しさっていうのは人を選ぶもので、決して万人受けはしないけど、特定の人に対しては大きなインパクトを与えるんだよね、ここのビーフカレーはそんな味わいだね。激辛でオイリー、ゴロゴロホールスパイスが入っていて、人によっては嫌われる三大要素がそろい踏みだけど、旨いんだよね」

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池尻大橋「蓮月」で出合ったカレーライス

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お店以外で、他人が作ったカレーで唯一感激したことがある。それは中村直也さんがこしらえたインドカレーだ。彼は伝説のロック喫茶「ナイロン100%」の初代店長を務めた人で、その後テレビ業界に身を置き、「カルトQ」などのクイズ番組を手がけた人物。いまはイベントのプロデュース、編集、物書きを生業にしている。彼と知り合ったのは、装丁家の白畠かおりさんを通じて、もう十数年前のこと。

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神田「まつや」老舗蕎麦屋のカレー丼

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明治17年創業、戦火をまぬがれた建物は重厚で歴史を感じる。この店に通ってかれこれ30年ほど。ここの蕎麦は石臼で蕎麦の表皮と一緒に挽いた「挽きぐるみ」と呼ばれるもの。麺はやや長めで、ちょっとざらつくはずの「挽きぐるみ」だけど、ここはツルッとした喉越しで、濃い口のツユはやや甘めでこれがいい。

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浅草「むつみ」釜飯の名店

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釜飯にはあまり興味がなかった。その理由は、あの混ぜご飯のような中途半端なたたずまい、確固とした主張をしない具の姿、おかずもなくただメシをほおばるという作業。下手な店に入れば、スーパーで売っている着色したような汁漬けの山菜が散りばめられていたり、塩ジャケが入っていたりと、釜飯の悲しい思い出を語ったらキリがない。そもそも、いい店に出合ってなかったということなのだ。

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川越「頑者」埼玉のつけ麺の覇者

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埼玉地域で「つけめん」の覇者といっても過言じゃない「頑者」。いつ訪れても開店から閉店まで、客が途絶えたのを見たことがない。店先に並んだとたん、動物ガラと、魚介の乾物が融合した香りに、胃袋が刺激され、僕の前に並んでいる客を片っ端からあの世に葬って真っ先に食べたい、そんな衝動に駆られる。ちょっと大袈裟だね。

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八丁堀「琴ヶ梅」ちゃんこ鍋

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力士料理「琴ヶ梅」を知ったのは、友人から送られてきたお土産がきっかけだった。その美味しさに驚いてしまい、

「この鍋ってどこで食べられるの?」

と友人に電話をしてしまったほど。その鍋の正体は「水晶鍋」、これが抜群の美味しさなのだ。

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神田「シャヒダワット」のビリヤニとカレー

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インドの炊き込みご飯、「ビリヤニ」をご存知だろうか? ツヤツヤとオレンジイエローに光彩を放つライスを一口いただくと、しっとりと滑らかなご飯の舌触り、スパイスの複雑なハーモニー、素材の旨味が凝縮されたその味わいに、誰もが虜にさせられる。

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銀座「共楽」懐かしさだけじゃないホントに旨い醤油ラーメン

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ウィンズ銀座(場外馬券場)の真横にある「共楽」は、60年以上変わらぬ味を提供し続けている老舗のラーメン屋だ。近隣で働くラーメン好きに愛され続けているゆえんは、喧騒の銀座にあって、ガキの頃に食べなれた、醤油ラーメンのプロトタイプが見え隠れする味わいにホっとさせられるからだろうね。

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恵比寿「アンクルトム」のスパゲティー

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スパゲティーといえば30数前、巷には「ナポリタン」と「ミートソース」の2種類しかなかった。喫茶店の話だけど、当時、粉チーズは高価で、やたら振り掛けようものなら店主やウエイトレスにたしなめられたものだった。やがて飽食の到来とともに粉チーズも安価になり、昔の恨みを晴らすかのように、いまだスパゲティーに山盛りの粉チーズを振り掛けるクセは直っていない。

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新中野「柴田屋酒店」酒屋のランチ 苦みばしったカレー

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撮影のため新中野にあるキッチンスタジオを訪れた。午前中、段取りを終え、

「時間ないから近くでパパっと食える店ないかな?」

「斜向かいに『柴田屋』っていう酒屋が昼めし出してますよ」

とカメラマン。

「へー、面白いね、行ってみよ」

と編集者のTと二人で繰り出した。

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新宿「永坂更科」人気立ち食い蕎麦屋の看板メニュー

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新宿駅西口、地下1階にある「メトロ食堂街」には、多くの飲食店が立ち並ぶ。その一角に「永坂更科」という人気の蕎麦屋がある。実はこの店、テーブル席の食堂と立ち食いスタイルの2軒が、併設されて営業している風変わりな蕎麦屋。

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東向島「レストランカタヤマ」の分厚いステーキ

 

IMG_3757東武伊勢崎線「東向島駅」から徒歩10分。明治通りと墨堤通りが交差する界隈に「お肉の美味しい下町の洋食屋」と銘打った昭和21年創業の「レストランカタヤマ」がある。土日祝日ともなれば、行列必至の繁盛店。人気は「駄敏丁(だびんちょう)カット」と呼ばれるボリュームのステーキ。。

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高田馬場「1/fゆらぎ」のカレー

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この店4、5年前だったか、今は亡きラーメンの名店「べんてん」のそばに突如現れた。

当然入るっきゃない。「1/fのゆらぎ」なんて文学的香りのする店名。これは焚き火やロウソクの不定期な炎の揺れ、小川のせせらぐ音などの、周波数に反比例するゆらぎのことで、人間がもっとも落ち着く不規則な自然の波だ。こんなデリケートな店名ならば、よほどセンシティブなカレーがでてくるのだろうと想像していたら、まったく正反対だった。

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江古田「スワタントラ」のネパールカレーランチ

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武蔵野音楽大学そばにあるインド、ネパール料理屋。主人はネパール人みたいな風貌だけど、実は日本人。僕も北インド界隈に2週間ほど滞在したとき、オールドデリーにある繁華街チャンドニーチョークの横丁をぶらぶらしていると、

「いつ山から降りてきたんだ?」

と、シーク族のオッサンに声をかけられた。どうやら長い滞在で日焼けしてネパール人に間違えられたようだ。

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中野「アチャラ・ナータ」のスリランカカレープレート旨し!

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中野駅南口、「中野郵便局」へ繋がる裏通りの左手3階に「アチャラ・ナータ」がある。

昔々、この店の3階に「マッチボックス」という洋風居酒屋があった。ご主人は元GSで活躍したプロのミュージシャンで、客の歌にあわせてご主人自ら伴奏してくれた。客層は近隣のOLが大半、主人は彼女たちの会社や恋愛の悩みに親身に耳を傾ける人だった。料理も抜群に美味しくて、またそのデコレーションはビックリするほど美しかった。

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青山「磯美屋本店」のアイデア豊富な力強い天丼

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この青山界隈。イタメシ、焼き鳥はだいたい旨いんだけど、その他の店がピンと来ない。ミシュランの星を獲得した天ぷら屋はあるんだけど、う~ん。仕事じゃなきゃこの辺りはあまり縁がない、打ち合わせや、撮影用のレンタル食器屋に寄るときは、昼時に調整してこの外苑前の「磯美屋本店」で天丼をいただくことにしている。

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