武蔵新城「伽羅」欧風カレー

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南武線「武蔵新城」南口から徒歩3分。今年で20数年目を迎える老舗の欧風カレー専門店だ。欧風カレーとは油脂と小麦粉、カレー粉でこしらえたカレールーがベースになった洋食風のカレーのことで、店により味付けは様々。この店は巷にある欧風カレー専門店の中でも、極めてレベルの高いんじゃないかな。カレーのメニューは16種類あり、トッピングメニューも充実していて、パスタもある。 続きを読む 武蔵新城「伽羅」欧風カレー

新丸子「マドラスミールス」南インドカレー

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新丸子駅東口から商店街を抜け、綱島街道を渡った右手に「マドラスミールス」がある。

ここは南インドカレーに特化した専門店で、ミールスと称する南インドの定食が楽しめる店だ。南インド料理は、インドの最南端の周辺地域の料理で、主食はお米。スパイスやハープはカレーリーフやマスタードを使うサラサラなカレーが特徴だ。全国に南インドカレー屋が増えてきているが、その中でもピカイチの味わいじゃないかな。だからインド人も多く訪れるそうだ。ご主人のアリさんとそのフィアンセ原さんが、丁寧にカレーの解説から食べ方を教えてくれる。
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新丸子「コスギカレー」アイデアいっぱいのカレーライス

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新丸子駅東口から徒歩5分。住宅街に佇むカフェ風の「コスギカレー」は音楽教室と兼業しているため、店舗の営業日は火水木のみ。また火水木金の昼だけカレーの移動販売も行っている。 続きを読む 新丸子「コスギカレー」アイデアいっぱいのカレーライス

堀切菖蒲園「アルー」町中のありふれたカレー屋と侮るな!

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京成本線「堀切菖蒲園駅」そばにある「アル―」は、「早い、安い、旨い」の3拍子に、ボリュームも加わったカレー専門店だ。いついただいてもまた食べたくなる、そんな味わいが潜んでいて、僕の住む町にもこんなカレー屋があったら、週2日は通ってしまうだろう。
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東京駅八重洲地下街「エリックサウス」南インドカレー&バル

 

東京駅「八重洲地下2番通り」に、南インドカレーに特化した専門店がある。巷にあるインド人による南インド料理屋もちょいと驚きの、現地でしか滅多にお目にかかれないメニューが多数供されるのには驚かされる。それもこの手のフードコートではセントラルキッチンが当たり前だけど、全て厨房内で自家製されているのには感心させられる。 続きを読む 東京駅八重洲地下街「エリックサウス」南インドカレー&バル

霞ヶ関「ニルワナム」日本人に迎合しない南インドの味

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昨今、北インドカレーに代わって、南インドカレーが巷を賑わしている。誰も彼もが「ベジミールス、ノンベジミールス」と騒ぎ立てているけど、そんな定食ばかりではなく、チェンナイ、マドラス、ゴア、ケララ、バンガロール、カリカット、コーチン、など多くの都市には独自のカレー料理がある。南インドはポルトガルの影響もあり、キリスト教徒のインド人が数多くいて、ヒンディー、ムスリムではご法度とされる豚や牛を食べる習慣もある。
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高田馬場「とん太」とんかつの名店

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高田馬場駅から徒歩5分。新目白通り沿いにある「とん太」は密かに健啖家をうならせるトンカツ専門店だ。主人は職人というよりは芸術家然とした風貌。伺えば自らクラリネットを奏で、ともに店を切り盛りする女将はチェロをたしなむクラシック愛好者なのだ。また、陶芸も玄人跣(はだし)で、座敷の棚には2人の作品がずらりと並んでいる。

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池袋南口「ラシーヌ」人気ビストロのサラダ

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あるイタ飯屋で、

「このサラダのソース美味しいね」

っていったら、

「池袋のラシーヌの方がもっと美味しく感じるんだけど」

と言われ、さっそく池袋南口「東通り」沿いにあるこの店を訪れた。自家製のパン各種がウリで、ランチはパンの食べ放題で、女性客に人気を博しているビストロのようだ。

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志村坂上「銀龍」町一番の人気の中華屋

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都営三田線「志村坂上駅」の小豆沢周辺は、印刷や製本会社、出版の取次(問屋)が点在する町だけど、本や雑誌がまるで売れなくなり、この業界は不況。合併や倒産が相次ぎ、取次の栗田出版販売、日本雑誌販売はなくなりね、現存しているのは中央社と協和出版販売だけになってしまった。また巨大な凸版板橋工場があり、夜勤明けに訪れる朝からやっている店も多くある。環八沿いに小学館の持ち物だった小豆沢ガーデンは複合の買い物施設「セブンタウン小豆沢」に姿を変えた。

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御茶ノ水「ジャズオリンパス」真紅のカレーライス

DSC01019重厚なJBLのスピーカーからダイナミックな音が響き渡る。ジャズのアナログ盤にこだわった通が集う憩いの空間は、昼はランチ、夜はバーに姿を変える。

まさかこんな洒落た空間に、胃袋を躍動させるカレーがあるなんて想像もしていなかった。開店はおよそ5年前である。

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神保町「共栄堂」カレーライスの老舗、スマトラカレー

神田神保町の老舗カレー専門店「共栄堂」のスマトラカレーをご存知か。

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共栄堂に出合ったのは学生の頃である。恥ずかしながら僕は文学青年で、神保町の古本屋で初版本や絶版本を漁る日々を過ごしていた。お目当ての本が見つかれば、この界隈の「古瀬戸」、「ミロンガ」、「さぼうる」という喫茶店で過ごしたものだった。ちょいと小銭があれば、神保町名物「いもや」のとんかつか、天丼なのだろうが、僕の場合は決まって「共栄堂」のカレーだった。 家庭のカレーから脱皮し、インドカレーの魅力にはまった頃だったが、ここのカレーはどのジャンルにも属さない味わいのカレーで、茶褐色に佇む色合いのソースは、トロトロで心地よくネットリト舌に絡み付く旨味。その仄かなビターの舌触りは、背伸び盛りの僕にとって大人のカレーを感じさせてくれた。

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椎名町「おさむ」行列のとんかつ屋

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方々のトンカツを巡ってきたが、これほどコストパフォーマンスの優れた店に出合ったことがない。

西武池袋線「椎名町駅」から目白通り方面へ徒歩8分。静かな住宅街の細い路地裏の一隅に「おさむ」がある。開店前から常に4、5人の行列、店内へ赴けばちょいと居酒屋風情の白熱灯の落ち着いた店内、厨房を囲むようにL字型のカウンター9席、小上がり4人席が2卓ある。

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桜台「東嶋屋」極普通のそば屋さん、カツ丼、カレー丼

僕の場合、飲みすぎた次の日はカレーライス、ラーメン、かつ丼ってことが多い。

この日は無性に蕎麦屋のカレー丼とかつ丼が恋しくて、たまたま通りかかった蕎麦屋を見つけて突入した。

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